2018年5月7日月曜日

H30萩往還マラニック250km完踏記その1

 平成30年5月2日~4日、山口県で行われた萩往還マラニック250kmの部に出場してきました。
 平成元年に始まった本大会は、マラニックランナーにとって憧れの舞台でしたが、本年度第30回を最後の大会とすることになりました。
 ラストの萩往還ということで、ランナーはもとより、大会スタッフ、私設エイドを中心としたボランティア、さらには地域の方々の意気込みを感じた大会でした。

 小生は、平成27年度の初参戦で完踏し、2回目の平成29年度は宗頭で無念のリタイアの一勝一敗でした。
 今回でラストの萩往還は、是非とも完踏し勝ち越したい気持ちでいっぱいでした。
 ですから、46時間10分43秒かかって、あこがれの瑠璃光寺にたどり着けたときは、この上もなく最高の気分でした。

 

 

 

 

 4月30日、宮崎の自宅を出発し、福岡の息子のアパートにて一泊。
 5月1日、下関の母を見舞い、美東SAで車中泊しました。

 

 夕食は美東SAで「長州からあげ定食」をいただきました。

 気になるのは、天候です。
 2時間おきの天気予報は、目まぐるしく変わっていきます。
 当初は、前日1日夜から雨が降り出し、2日18時のスタート直後までの雨の予想。なんとか、スタート直前で雨が止むように祈っていました。

 しかし、2日21時頃までに雨は広がり雨量も増える予想に、出発時の服装やデポジット装備を車中で目まぐるしく変更しました。

 早朝の予想においても、3日は雨があがるだろうが、出発時から2時間程度の雨は避けようがない予想でしたので、油谷中のデポジット装備として、シューズ、靴下を中心に着替えを準備しました。

 5時には起床し、朝食は美東SAで「美東ごぼうコロッケ定食」をいただきました。

 8時過ぎに、駐車場となっている山口図書館に到着し、傘を差し10時からの選手受付に、松籟亭(しょうらいてい) 出向きました。

 ゼッケンは、末広がりで縁起の良い「A88」です。

 デポジット用のビニル袋、チカチカライト、名札、各2個です。

 参加賞として、萩焼の湯呑み、萩往還靴下、簡易ポンチョ、非常用防寒ブランケットが入っていました。

 参加賞のTシャツです。

 

 駐車場に戻り、デポジット装備を規定のビニル袋に詰め込み、ゼッケン、名札、やチカチカライトをバッグに取り付けました。
 11時過ぎ、駐車時直ぐ側にある「だんらん」で昼食「山賊焼き」を摂りました。

 昼食後、車中で着替えを済ませて、デポジット装備を含めすべての出走に必要な荷物を持って、セミナーと説明会に参加するために山口県教育会館に向かいました。

 チェックシートが配布され、説明が終わり次第直ぐに瑠璃光寺に向かい、第1ウェーブスタートを確保した後、荷物をその場に置き、うどん券を持って、長州苑瑠璃光寺店を目指しました。

 

 うどんをいただいた後、油谷中と宗頭にデポジットする荷物を長州苑瑠璃光寺店前に並べました。
 

 瑠璃光寺の手前の池は、工事中でした。
 ちょっと残念な風景でしたが、瑠璃光寺を眺めながら、4日の18時までに必ず帰ってくるぞと自分自身に何度も言いふくめました。
 関門に引っ掛かることがあったとしても、自らリタイヤはしないと固く決心をしたところです。

 小雨の中、予定通り18時ジャストに、第1ウェーブが「エイエイオー」のかけ声とともにスタートしました。

 ついに始まりました。251km、48時間の耐久レースです!!
 最後の萩往還です。
 最後の最後まで、諦めずに十二分に楽しんでみようと決意を新たにしながら、ゆっくりと瑠璃光寺の参道を下って行きました。

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