2014年5月11日日曜日

2014長崎橘湾岸スーパーマラニック春のL173(完走記1)

 平成26年5月4日・5日に、2014長崎橘湾岸スーパーマラニック春のL173部門に出場してきました。

 L173部門は、スタートが長崎市の水辺の森公園、ゴールが小浜温泉南本町公民館前までの173.3kmのワンウェイのコースです。
 そのため、ゴール地点にあらかじめ、車を駐車しておき、長崎市で一泊してスタートし、ゴール後も疲労困憊しているだろうから一泊して帰る計画を立てました。

 5月3日の7時に、宮崎の自宅を出発し、高速で長州港まで行きました。途中、事故処理のため2カ所で渋滞したため、予定より1時間ほど遅くなりました。
 長州港では、タッチの差でフェリーが出航し、さらに数台の差で、次のフェリー待ちの収容台数を超え、がっくりでしたが、連休であるため便が増便されており、1時間程度の待ちで乗船できることになりました。フェリーの中で昼食を摂り、多比良港に12時30分頃に着きました。
 多比良港から、ゴール小浜温泉南本町公民館前の特設駐車場までは、およそ1時間、13時30分頃の到着となりました。
 これまた、残念ながら、13時24分の、長崎駅までの直通バスをタッチの差で逃してしまいました。次は、16時24分ですので、諫早まで路線バスで行き、諫早から長崎市まではJRで行くことにしました。
 諫早駅に着くなり、なんか様子がおかしいことに気付きます。なんと、JRの運行が20分程度遅れているとのこと。そんな、こんなで、長崎駅に着いたのが16時頃となりました。
 駅から、ホテルまでは徒歩7~8分。チェックインを済ませ、部屋に荷物を置くなり、水辺の森公園をジョグで目指します。17時少し前に到着し、何とか前日受付を済ませることができました。

 ホテルに戻ってからは、大会用装備品とウェアおよびデポジット用荷物をまとめ、GPSウォッチとスマホの充電をしながら、食事、入浴を済ませ、コース図をお復習いしながら早めに就寝しました。

 4日の朝は、4時30分に起床し、テーピングと着替えを済ませて、5時30分にチェックアウトしました。その後、近くの牛丼屋で朝食を済ませ、水辺の森公園には、6時過ぎに到着しました。デポジット用荷物を預け、トイレを済ませ、ストレッチをしてスタートを待ちます。

 ここで、今回ボランティアで参加されている森@宮崎さんに、応援をいただきました。
 Facebookで知り合い、今回初めてのアイボールとなりました。
 最後まで、諦めずに歩き続ければ、必ずたどり着けます!!と、ご自分が参加された時の貴重な経験と共に温かく力強い激励をいただきました。
 アウェイでの郷土の知人の応援は、非常に力になりました。また、貴重なアドバイスありがとうございました。

 6時40分頃、主催者からの挨拶と注意事項がありました。
 最後まで、リタイヤされること無く長崎を楽しんでほしい、参加料に似合うだけエイドを活用してほしいとの温かいエールをいただきました。

 いよいよ、L173部門のアーリースタート(7:00)です。
 L173部門は、走力に応じて、7:00、9:30、12:00の三段階のスタートが準備されています。当初は、スタンダード9:30スタートでしたが、事務局にお願いして、生まれて初めての150km超え(最長は、萩往還の140km)、余裕をみて、7:00スタートに変えていただきました。
 後ろに見える山が第1チェックポイントの稲佐山です。
 まずは、あそこまで、駆け上らなくてはなりません!!

 スタート後暫くは、湾奥沿いの平坦な道路をジョグ程度のゆっくりとしたスピードで進んで行きます。
 稲佐橋を渡り、スタートから4kmぐらいから、稲佐山への登山道(車道)の急坂に入ってきます。
 ここからは、実力に応じて、走る人、歩く人、集団が別れ始めます。

 稲佐山山頂への階段ロードです。みなさん、歩いています。
 私は、この時点ですでに、トレランポールを使用していました。
 この大会のコース、坂が多そうなので、登りは必ずトレランポールを使用し、脚を温存することをひとつの作戦にしました。
 それにしても、天気が良すぎて、熱中症によるリタイアを懸念しながらの走行となりました。

 稲佐山山頂第1チェックポイントです。
 チェックポイントは、山頂に建てられた展望台にありました。
 展望台は、2階建てのレストランの屋上に設置されており、外付けの螺旋階段を登って行くことになります。

 稲佐山山頂(チェックポイント1)
 走行距離 = 7km、残距離 = 166.3km、
   予定時刻 8:10、到着時刻 8:05

 疲れ果てて、山頂に到着したのに、さらに螺旋階段を使って2階建てのレストランの屋上階かい?!・・・鍛えられるなあ・・・と思いましたが、眺めは最高でした。
 夜来ると、いわゆる長崎の百万ドルの夜景が楽しめるスポットとなるのだろうなと思いながら、チェックシートにパンチし、先を急ぐことにしました。

 第2チェックポイントまでのコースは、稲佐山から北側の道を通り、一度市内の電車道まで降り、町中を走った後、再びあぐりの丘まで登る18.3kmのコースです。
 比較的フラットな道路は、電車道のみで、稲佐山からの降り登山道(車道)にあぐりの丘への登り登山道(車道)、さらに住宅街を抜ける小刻みのアップダウンのある生活道路とさすが長崎、坂の街そのものでした。
 特に、稲佐山から電車道までの下り坂は急坂が多く、レース初っぱなから脚を傷め途中リタイヤに繋がるのでは無かろうかという不安を感じながら延々と下り降りて行ったことを覚えています。また、直射日光を避けるため、道路を右に左に陰を求めて移り渡り走って行きました。

 あぐりの丘(チェックポイント2、エイド3)
 走行距離 = 25.5km、残距離 = 147.8km
   予定時刻11:20、到着時刻 10:30
 50分近く貯金ができました。
 しかし、日差しの強さと、坂の多さに閉口し、ふくらはぎのつりと熱中症の予感に悩まされながらの走行となりました。まだまだ、昼にもなっていないのだけど、早く夜になって、この日差しから逃れたい気持ちでいっぱいでした。

 エイドでは、おにぎりとお味噌汁が渡りました。
 汗を一杯かいた為でしょうか、お味噌汁が塩分補給となり非常においしかったことを覚えています。
 また、朝食から5時間たっていますので、お腹も空いていました。このタイミングでおにぎりはありがたかったですね。
 しっかり食べることが完走への近道であると、自分に言い聞かせ、各エイドでの食事は努めて完食することも作戦のひとつとしていましたが、大会を通じタイミングの良い食事とそのメニューに感心した大会になりました。
 チェックシートにパンチをした後、食事をとって、7km先の無人エイド手熊道路公園を目指します。

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