2013年10月19日土曜日

H251013_2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門

 2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門に参加してきました。
 10月12日(土)、朝10時ごろ宮崎市から出発し、九州自動車道、長崎自動車道を通って午後3時ごろ大会駐車場に到着し、すぐに大会本部にて、ゼッケンの交付を受けました。その後、車中にて島原城エイドに預ける装備を準備し、テーピングを行い、少し早めの夕食を近くの長崎ちゃんめん屋でいただき、車中にて10時半まで仮眠しました。

 11時前に、大会本部に到着し、長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門(100km)の11時スタートの部を見送りました。このP部門、走力等に応じて、10時、11時、0時、1時の出発が用意されています。標準は、0時スタートです。私のスタートも1時間後に迫ってきました!!

 スタートの小浜南本町公民館で、水餃子とおにぎり、栗ご飯等をおいしくいただきました。休憩室は熱気でむんむん!! 外でスタートまで待つことにしました。

 スタート30分前に、装備のチェックが行われました。前後のゼッケンとヘッドランプ、ピカピカバッチ等の装着の有無です。小生は、昨年度140km、本年度欠場の250kmエントリーでいただいた萩往還のピカピカバッチ4個を持参しました。この、萩往還のピカピカバッチ優れもので、軽く、遠くからよく見え、3日間くらいは平気で光っています。しかし、他大会のグッズの持込に少し気が引けて、バッチの萩往還部分のロゴは、テプラで本大会のエントリーナンバーで隠しました。しかし、そんな心配は無用でした。あちらこちらのランナーから萩往還のピカピカバッチの光が誇らしげに光っていました。本大会に出場する人は、萩往還にもかなり出場しているということですね。私を含めて好き者なんでしょうね!!

 10分前に、諸注意が行われ、予定通り0時に一斉にスタートしました。
 しばらく走ると街灯も少ない地域に来たため、快晴の夜空は恐ろしいくらいの星々が輝いていました。また、放射冷却現象のためか、空気が非常に冷たくなり、携帯用ウィンドブレーカーを着用することにしました。

 第1エイドは、津波見バス停(両子岩)、走行距離13.6km、残り距離87.9kmです。
 このエイドの予定出発時刻を01:30としましたが、4分遅れとまあまあでした。  エイドのメニューは、飲料とゼリーでした。

 第2エイドは、口之津FT、走行距離21.4km、残り距離80.1kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、02:30としましたが、ジャスト予定通りでした。
 またここは、第1回目のチェックポイントですが、チェック用パンチがうまく紙を切れず長蛇の列となり、係員方のサインに切り替わりました。選手の皆さんは、器械のパンチより生身の人間のサインのほうが温かみがあるとのことで大好評でした。
 エイドのメニューは、飲料とゼリーでした。

 第3エイドは、原城跡正門前、走行距離30.1km、残り距離71.5kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、03:40でしたが、9分ほど遅れてしまいました。2年前は、原城跡の坂を一気に駆け上ったことを覚えていますが、今回は歩きになっていました。練習不足と体重増加がじわりじわりと利いてきているみたいです。
 ここでの第2回目のチェックもサインとなっていました。
 エイドのメニューは、楽しみにしていた中華粥です。他に飲料とブドウ、オレンジ、梅干等がありました。

 第4エイドは、堂崎駅付近、走行距離40.0km、残り距離61.5kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、05:00でしたが、05:32となっていました。途中おなかの調子が悪くなりトイレに駆け込んだことも原因でしょうが、今後のフルマラソンの大会が思いやられました。
 このエイドのメニューは、飲料でした。

 6時過ぎると周囲も明るくなりました。1時間近く遅れています。50km位で歩きがこんなに入るようでは先が思いやられますね。島原城を巡って今見える雲仙岳を登って、小浜温泉まで走ると考えると気が遠くなりそうです。リタイヤが頭をかすめてきます。最近「練習」=「大会」になっていますので、体重が4~5kg増えてしまいました。反省です!!

 第5エイドは、みちの駅ふかえ付近、走行距離50.4km、残り距離51.1kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、06:00でしたが、7:14と1時間以上の大幅な遅れです。堂崎駅エイドから脚が痛くてリタイヤを考えながら、走ったり歩いたりです。
 まだ、レースは、やっと半分終わったところです。この後、標高550mの眉山ロードと標高750mの雲仙岳が待っています。そう思うとこの先の走行は、とても無理のように思えました。しかし、今回リタイヤすると前回に引き続きリタイヤすることになり、リタイヤ癖がつきそうな気がして恐ろしくなりました。そこで、とりあえず痛み止めを飲んで島原城までは、行くことにしました。
 このエイドのメニューは、飲料とカステラでした。

 第6エイドは、島原城森岳公民館、走行距離57.0km、残り距離44.5km、第3チェックポイントです。  このエイドの予定出発時刻は、07:40でしたが、08:33でした。
 痛み止めが効き、明るくなったせいか、少し元気になりましたが、依然として歩きが3分の1はあったように思います。
 日が照りだすと、急速に暑くなり、汗びっしょりになっていたので着替えることにしました。また、このエイドのメニューは、豚汁とおにぎりでしたが、湯どうふも有りおいしくいただきました。着替えてさっぱりし、おなかを満たすと元気が出てきました。走行距離も6割近くなったので、完走目指してがんばることにしました。

 第7エイド(無人)は、眉山ロード千本木湧水、走行距離61.5km、残り距離40.0kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、08:40でしたが、09:30でした。遅れが1時間以内になりました。
 何処まで行っても延々と続くような坂道と照りつける太陽の光に体力と気力を消耗しながらの走行でした。
 無人のはずのエイドに、係りの方が2名おり、湧き水をエイドまで運んでおられました。小生は、湧き水の流れる場所まで赴き、頭から浴び、ペットボトルに詰め込み気力を奮い起こして走行を続行しました。

 第8エイドは、平成新山展望園地、走行距離65.0km、残り距離36.5km、第4チェックポイントです。
 このエイドの予定出発時刻は09:40でしたが、10:10でした。遅れが30分となりました。
 きつい坂道と照りつける太陽に悩まされましたが、島原城エイドに預けたトレランポールが威力を発揮しました。この先は下りですので、トレランポールを一度折りたたみ、バックにしまいました。
 このエイドのメニューは、飲料と杏仁豆腐・他でした。

 第9エイド(無人)は、水無大橋付近、走行距離69.6km、残り距離31.9kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、10:10でしたが、10:50でした。
 2年前は、脚が故障してしまい、この下りを駆け下りることができず、悔しい思いをしましたが、今回は暑さを除けば、割と楽しく駆け下りることができました。
  このエイドのメニューは、飲料でした。

 第10エイドは、深江運動公園(大野木場町民グランド)、走行距離73.3km、残り距離28.2km、関門時刻12:40です。
 このエイドの予定出発時刻は、10:40でしたが、11:37とまた、1時間近くの遅れとなりました。下りで脚を痛めたためか、この区間はなだらかな平地にもかかわらず、走ることができませんでした。ギラツク太陽をにらみながら、ひたすら早歩きになりました。
 このエイドのメニューは、飲料と冷豆腐ですが、ブドウやリンゴなどの果物類も豊富でした。

 第11エイドは、俵石展望所、走行距離78.8km、残り距離22.7km、関門時刻14:00です。
 このエイドの予定出発時刻は、11:40でしたが、12:40でした。雲仙岳の厳しい上りと照りつける太陽にあえぎながらの走行となりました。前エイドで頂いたリンゴを途中で吐き出す始末でした。
 このエイドのメニューは、飲料と冷ぜんざいでした。

 第12エイド(無人)は、国道57号道路公園、走行距離82.5km、残り距離19.0kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、12:20でしたが、13:13でした。
 このエイドから2kmほど上ると仁田峠。後はほぼ下りとなります。カーブを曲がるたびに、仁田峠前の橋を確認するのですが、何度角を曲がっても橋は確認できず、気が遠くなる思いをしながらの走行です。 

 第13エイドは、雲仙温泉エイド、走行距離86.2km、残り距離15.3km、関門時刻15:20です。  このエイドの予定出発時刻は、13:20でしたが、14:16でした。
 仁田峠後の下りを一気に下り降りたかったのですが、脚がかなわず、3分の1は歩いてしまいました。また、第5チェックポイントの大叫喚地獄を1度探し損ね時間と距離をロスしてしまいました。しかし、止まることのない早歩きにより遅れを1時間以内に縮めることができました。  このエイドのメニューは、そうめんです。飲料、果物等も豊富でした。
 残り、時間が少ないので、休むこともなく出発でした。

 第14エイド(無人)は、塔ノ坂三叉路、走行距離90.8km、残り距離10.7kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、14:00でしたが、15:37と1時間37分の遅れとなりました。
 写真のように、この無人エイドは、飲み物が空でした。残念!!
 第13エイドから第14エイドは、はじめの1kmがトレイルです。ここで、6名くらいの小集団と一緒になりました。その先は、交通量の多い国道を避けて裏道を通るため、幾つかの分かれ道で戸惑うことがあります。思考力も弱まっていましたので、暫くこの集団について行きました。

 第15エイドは、小浜木場集会所、走行距離95.5km、残り距離6.0km、関門時刻16:20、第6チェックポイントです。
 このエイドの予定出発時刻は、14:40でしたが、15:54と1時間14分と23分縮めることができました。
 残りの距離も少なくなり、歩いてでも完走できると思われましたが、第14エイドで随分遅れていたので、かなりの部分で走りました。
 実は、これが功を奏したのですが、GPSが表示する距離と実際の距離に5km位の差があり、ここで走っていなければ時間内に完走できなかったでしょう。
 途中、同行した選手の皆さんには、この後は歩いても完走するでしょうなどと楽観的なお話をして申し訳ありませんでしたm(_ _)m

 ゴールは、小浜南本町公民館、走行距離101.5km、制限時刻17:00です。
 ゴールの予定到着時刻は、15:30でしたが、1時間15分遅れの16:45でした。
 仁田峠以降は、下りだけのような気がしますが大きな勘違いです。第5チェックポイントの大叫喚地獄、第14エイドのはじめの1kmのトレイル、第15エイド後の2km登りは、終盤に入りかなり堪えます。
 しかし、最後の小浜温泉への下りは正にビクトリーロードで、気持ちよく走れました。

 ゴール後は、小浜南本町公民館に預けていた着替えと入浴セットを受け取り、すぐ近くの国民宿舎望洋荘にて汗を流しました。
 その後、再度、公民館に戻り、島原城で着替えた装備等を受け取り、スタッフの皆さんにお礼を告げ、駐車場に戻りました。
 お腹がすごく空いていたので、長崎ちゃんめん屋にいって食事をし、とりあえず帰路につきました。幸いなことに、明日は体育の日で祝日なので、高速まで頑張り、サービスエリアで車中泊しながら帰ることにしました。
 脚が痛くて階段の下りは難儀でしたが、運転は座ってしまえば何のことありません。大村湾PAに8時頃着き、一旦車中泊することにしました。後部座席はフラットにし布団を敷きいつでも寝られる体勢でしたのであっという間に爆睡でした。真夜中の12時に寒さで目を覚ますまでの4時間は、今までにこんなに深い眠りをしたことがないなと思うくらいの睡眠でした。その後も、PAやSAに何度となく立ち寄り、栄養補給と仮眠を繰り返しながら、宮崎には10時頃着きました。 

 長崎橘湾岸ウルトラマラニック100kmを何とか完走して帰ってきてビックリ!!
 『競技中の様子が全くfacebookに反映されていないく、ずっと心配していた!』との妻の開口一番の言葉!!
 どうやら、投稿の設定が公開になっていなかったらしく、1日中心配をかけてしまいました。反省あるのみですm(_ _)m
 facebookの投稿設定は、帰宅後したものですから、facebookのライブ投稿が後出しジャンケンのような妙な投稿になってしまいました(^^;)

 参加賞のTシャツです。

 今回も、おおくのスタッフ、ボランティアの皆様の温かいサポートに助けられ完走することができました。ありがとうございました。
 と同時に、日頃の練習不足と体重の増加に反省する大会となりました。来年5月に行われる同大会の173km部門にすでにエントリーをし、自らに活を入れているところです。

 本日のワークアウト 2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門 走行距離 101.5km グロスタイム 16時間43分54秒でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿