2009年11月11日水曜日

下関海響マラソン2009

 11月8日(日)11月にしては,気温が20度を超える暑い日となりました。前半は,暑さとの戦い,後半は,迫り来る関門時間に左足首痛とふくらはぎのけいれんとの戦いでした。これが,私のフルマラソンデビューとなりました。



 号砲とともにゆったりとしたスタート。そして,徐々にペースが上がり,ランニングスペースが確保されてきます。右足首痛のためRun&Walkメソッドに徹しようとしたものの,始めの3kmは,集団の流れと観客の目が歩くことを許しません。
 関門大橋を臨むあたりから,集団もゆるみ,何とかリズミカルにRun&Walkできましたが,何故だか頭が燃えるように暑かったの覚えています。それでも,8km付近の折り返し地点「関門医療センター前」を快調に通過。関門海峡の潮風にほてった体をあずけながら,風景と行き交う船に目を向け大会を楽しむことに専念しました。しかし,13km付近から,右足首の痛みが大きくなりWalkの量ばかりが増えてきました。
 2週間前の綾マラソンでも右足首痛に耐えながらハーフを完走したので,そこまではと歯を食いしばって・・・Walk&Run。
 スタート地点の海峡メッセに戻り,関彦橋を渡り,彦島へ,そして彦島トンネルを通過した地点がおよそハーフ地点。そこには,郷里の母と妹夫婦が応援に駆けつけてくれていましたので,ありがたいやら,歩みを止めるわけにも行かなくなりました。さらに,ここからは,本マラソンの最大の難関,高低差50mの彦島大橋です。ほとんどのランナーが歩いているので,安心して?Walk&Walkでした。
 20kmを超えると無性に腹が減り,すべての給水所のバナナを鷲づかみにしてほおばりました。25kmを超えるころは,下りは少しでも走り,時間を稼ごうとするのですが,Runするとふくらはぎがけいれんします。沿道を見ると多くのランナーが歩みを止めストレッチをしています。賢いランナーは,エアーサロンパスを携帯してきていました。次回大会の必需品の項目が一つ増えました。
 29kmの折り返しで6時間完走のペースランナーが後方2kmに近づいているのを確認しました。まだ,残り13kmもあります。少しでも先を急ごうとRunするのですがふくらはぎがけいれんします。この頃は,給水所で水を飲むより,水を足や頭に掛けることが先になりました。



 走りたいのに思う存分走れない状態の自分をあざ笑うかのようにペースランナーが見る見る後方に近づいてきます。そして,ついに35km付近で6時間完走のペースランナーに抜かれました。何度かRunするものの差は徐々に広がっていきます。ここまでかと,残念する気持ちがでるものの,後7km,ここまできてそれはないでしょう!と10秒刻みのRun&Walkで,必死にペースランナーを捕捉。
 36kmの給水所で,ペースランナーに再会。彼は,時間調整のために動こうとしません。しめた,後6km,何とかなる。再び,10秒刻みのRun&Walkで完走を目指します。39km付近で本日3度目の応援を郷里の母と妹夫婦から受ける。ゴールまで3km少々,これはやらなきゃならんでしょう。
 関門の制限時刻を僅差でかわしながら,沿道のもう少しでゴールの声援に支えられながら5時間55分05秒と制限時間5分前のゴールとなりました。
 完走というより完歩と言った方が良いようなフィニッシュでしたが良い思い出になりました。
 次は,5週間後の青島太平洋マラソンです。ガンバ!!

本日のワークアウトは,下関海響マラソン2009,フルマラソン,5時間55分05秒でした。

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